政策・制度・技術

2012年08月20日

 

JR東日本、鉄道電力システムへスマートグリッド技術を適用

Keywords:  環境技術  企業(非製造業)  再生可能エネルギー 

 

JR東日本は2012年5月8日、エネルギー利用の一層の効率化を目指し、鉄道電力システムへスマートグリッド技術を適用することを発表した。列車が停止するときに発生する回生電力や、太陽光発電による電力の効果的な利用についての具体的な取り組みなどに順次着手していく。

回生電力を有効に利用する技術としては、余った電気を「貯めて使う」使う電力貯蔵装置と、別の電車が走っている電気回路に余った電気を「遠くで使う」電力融通装置について、実設備での取り組みを行う。

太陽光発電では、線路沿線の用地を利用した将来の本格的な導入に向けて、電気を「貯めて使う」、あるいは「遠くで使う」ことで、自然エネルギーを有効に利用する技術についての取り組みを行う。

なお、太陽光で発電した電気を「貯めて使う」技術については、6月28日に東北本線平泉駅で導入されている。平泉駅では、太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、晴天日においては、夜間も含めて駅で消費する全ての電力量を、太陽光で発電した電気でまかなうことができる。

登録日時:2012/08/20 06:00:15 AM


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