地下水を利用したヒートポンプ空調の実証試験へ

新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）は2011年11月15日、NEDOの次世代型ヒートポンプ研究開発プロジェクトの一環として、国立大学法人信州大学と清水建設が、地下水制御型高効率ヒートポンプシステムの実証試験設備を完成、運転を開始したことを発表した。同システムは従来のビル用マルチ空調に比べて効率が高い。

地下水を熱源として活用し空調の消費エネルギーを削減することを目的として、地下水の温度に応じて高効率運転する水冷式ヒートポンプシステムの効率、信頼性などを実証する。

民生部門におけるエネルギー消費のうち冷暖房・給湯用は、家庭部門で約55％、業務部門で約４割を占めており、これらの削減が極めて重要である。

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登録日時：2012/02/05 06:00:15 AM