エネルギー・地球温暖化

2011年11月24日

 

東京都、都有施設を最高水準の「省エネ・再エネ東京仕様」で整備

Keywords:  省エネ  地方自治体 

 

東京都は2011年7月28日、都有施設(庁舎、学校、病院等)の電力使用量とCO2排出量の削減に向けた取組を強化するため、最新の省エネ設備や多様な再生可能エネルギー設備を盛り込んだ「省エネ・再エネ東京仕様」を策定し発表した。

都有施設の改築等に当たっては、2007年策定の「省エネ東京仕様2007」を適用して施設整備が進められていたが、省エネ性能をさらに向上させるため、同仕様で整備した施設の検証を踏まえて、同仕様を改正したもの。

主な改正点は、高効率省エネ設備導入拡大のため、LED照明やセラミックメタルハライドランプ、高効率空調設備、高効率ファンなどの省エネ設備が仕様に追加された。また、再生可能エネルギー導入促進のため、太陽熱利用設備、自然換気、自然光利用、バイオマス利用設備、地中熱利用ヒートポンプなどの再エネ設備が仕様に追加された。

新仕様は、東京都建築物環境計画書制度の省エネ評価および再エネ評価とも、最高評価「段階3」となる。庁舎モデル3000平方メートルでの試算で、電力使用量およびCO2排出量の削減見込みは、現行の省エネ仕様と比較し約3割、都内事務所ビルとの比較では約6割となる。

東京都、大幅なCO2削減に「省エネ東京仕様2007」を策定(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024587.html

登録日時:2011/11/24 06:00:15 AM

English  

 

参照元

東京都 「省エネ・再エネ東京仕様」の策定について
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2011/07/70l7s400.htm


 

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