2011年10月30日
Keywords: 交通・モビリティ 企業(製造業) 地球温暖化 省エネ
酒類等を製造販売するアサヒビールとキリンビールは2011年6月30日、物流部門でのCO2削減への協働取り組みを8月29日から開始すると発表した。具体的には、東京都の一部エリアでの小口配送、近県での空容器の回収が対象。これにより、年間で東京ドーム約8個分、約196トンのCO2の排出を削減できる。
小口配送の共同化については、アサヒビール新宿配送センターとキリンビール東部配送センターが、東京都内の6区にある両社の得意先に共同で配送。空容器の共同回収については、両社共通の得意先ごとに回収を役割分担し、製品配送後、回収を担当する会社の帰り便に両社の空容器を積載して、効率を25パーセント向上する。
両社は、市場では競合として公正な競争を展開する一方で、既存の枠組みを超えた協力体制を構築することで、持続可能な社会へのより一層の貢献を目指す考え。
自然の恵みを用いた持続可能な事業活動を展開 ~ アサヒビール株式会社
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/029932.html
サッポロビールとキリンビール、共同配送でCO2削減目指す(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/028524.html
登録日時:2011/10/30 06:00:15 AM
アサヒグループとキリンビールグループの物流部門における配送と回収の協業について
http://www.asahibeer.co.jp/news/2011/0630.html
http://www.kirin.co.jp/company/news/2011/0630_01.html