王将フードサービス　電気のいらない自動ドア設置

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中華料理レストランチェーン「餃子の王将」を全国展開する王将フードサービスが、電気を使用しない自動ドアを導入しており、節電効果から注目が集まっている。

2011年７月より大阪府吹田店と石川県金沢市の新店で導入開始し、既存店の改装でも順次、導入を進めるという。吹田店は大阪府の「節電チャレンジショップ」に選ばれ、取組みが紹介された。

電気を使用しない自動ドア「オートドアZero」は、福島県の資材加工会社有紀が、2009年に開発した製品。床面に埋め込まれた踏み板にかかった荷重を利用して開閉し、片開きでは、最小荷重20kg以上でドア重量40kg以下を開くことができる。

設置費用は通常の電動ドアより２割高いが、ランニングコストの低減や停電時にも稼働するというメリットがあり、東北地方の学校や高速道路のサービスエリア、銀行などでも採用されている。

餃子の王将、店舗の食品残渣(ざんさ)の肥料で食材の野菜を栽培（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/030603.html

登録日時：2011/10/06 06:00:15 AM