交通・モビリティ

2011年05月06日

 

世界初 燃料電池バスの本格的な高速道路定期運行が始まる

Keywords:  交通・モビリティ  再生可能エネルギー  政府 

 

経済産業省は2010年12月16日、将来的な水素社会の構築に向けた「水素利用社会システム構築実証事業」の一環として行う水素ハイウェイプロジェクトの運用を開始した。本プロジェクトでは、水素供給の拠点として、東京・杉並、羽田、成田に水素ステーションを建設・運用するとともに、燃料電池バス及び燃料電池自動車の高速道路を経由した世界初となる本格的な定期運行を行っている。

これに伴い、同日リムジンバスを運行している東京空港交通株式会社が、燃料電池バスを利用して、新宿駅西口~羽田空港、東京シティエアターミナル~羽田空港間で、それぞれ1往復/日の定期営業運行を開始した。なお、燃料電池自動車を利用したハイヤーの運行は、2011年1月に開始した。

「水素利用社会システム構築実証事業」では、燃料電池バスや燃料電池自動車が高速道路を定期運行する「水素ハイウェイプロジェクト」とパイプラインを通じて一般家庭に供給した水素を利用する「水素タウンプロジェクト」を実施し、水素を安全・簡便に製造・輸送・貯蔵・利用する社会的な実証事業を行っている。

新日本石油 福岡県に燃料電池車等用の水素ステーションをオープン(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029657.html
福岡県・福岡水素エネルギー戦略会議 「水素ハイウェイ」を構築(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029185.html

登録日時:2011/05/06 06:00:15 AM

English  

 

参照元

世界初!燃料電池バスの本格的な高速道路定期運行を開始します
http://www.meti.go.jp/press/20101213001/20101213001.html
http://www.meti.go.jp/press/20101213001/20101213001.pdf


 

このページの先頭へ