交通・モビリティ

2010年02月04日

 

パナソニックとタカラトミー 次世代低公害車による共同輸送を施行

Keywords:  交通・モビリティ  企業(製造業)  環境技術  省エネ 

 

パナソニックとタカラトミーは2009年10月22日、国土交通省の次世代低公害車開発プロジェクトによって開発試作が行なわれた国内で初めてとなる長距離用大型CNGトラックの試験運行に、2009年4月から共同で参画していると発表した。9月30日までの期間で、関西圏と首都圏のラウンド輸送による試験運行を48回実施、従来のディーゼルトラックで運行した場合と比較して、CO2排出量は10%、NOx排出量は90%の削減となり、浮遊微粒子の排出はほぼゼロとなった。

長距離用かつ大型のCNGトラックのCNG(Compressed Natural Gas)とは圧縮天然ガスで、現在、国内で唯一の公道試験車。今回試験中の長距離用大型CNGトラックは、次世代低公害車開発プロジェクトによる開発で、高出力、低公害、低燃費を実現、1回の燃料充填で600km以上の走行が可能。

2009年度は、一般のトラックによるラウンド輸送も合わせ、年間250回の共同輸送を計画している。そのうち、96回に大型CNGトラックを活用する予定。両社が共同輸送を行なうことにより、2009年度年間で、空回送距離が年間7600km削減でき、CO2排出量では、大型CNGトラックの効果と合わせ年間18トンの削減となる。

FTD燃料による実証走行試験を都内の路線バスで実施(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/028952.html
日野自動車、非接触で給電できる次世代ハイブリッドトラック開発(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/023789.html
次世代低公害車「長距離用大型CNGトラック」による共同輸送を実施
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/
jn091022-1/jn091022-1.html

登録日時:2010/02/04 06:00:15 AM

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