2009年01月28日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 再生可能エネルギー
パナホームが東京都練馬区で開発中の分譲地「エコライフタウン練馬高野台(仮称)」(全10区画・内9区画が対象)が、2008年6月、国土交通省の「平成20年度 住宅・建築物省CO2推進モデル事業」(第1回)に採択された。2009年度に分譲開始を予定している。
同モデル事業は、家庭部門・業務部門のCO2排出量が増加傾向にある中、住宅・建築物における省CO2対策を推進するため、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを国が公募し、整備費等の一部を補助するもの。
「エコライフタウン練馬高野台」では、自然換気と機械換気を組み合わせた「ハイブリッド換気システム」と、分譲地の各住戸をつなぐ「クールチューブ」という仕組みの融合を提案した。「クールチューブ」は、地中に埋設したパイプで住宅間を連結し、地熱の利用で給気温度を安定させる。「ハイブリッド換気システム」との相乗効果で、四季を通じてより快適な空気環境をつくるとともに、大幅なCO2削減をめざす。
今回の採択では、個々の住宅をハイブリッド換気住宅とするだけでなく、それらを「クールチューブ」で連結して、より高い効果を狙っている点が、集合による利点を生み出していると評価された。
パナホームのモデル事業について
http://www.panahome.jp/model_business/info001.htm
住宅・建築物省CO2推進モデル事業の採択プロジェクトの決定について
http://www.mlit.go.jp/report/press/
house04_hh_000011.html
国交省 「住」で10プロジェクトを採択(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/028526.html
登録日時: 2009/01/28 6:00:15 AM