2008年11月29日
住宅関連事業も手がける積水化学工業がマテリアルフローコスト会計(MFCA)を適用し、廃棄物削減とコスト削減の双方に効果を上げている。2004年度からMFCAを導入し、35事業所、106製品・工程で推進してきた。その結果、これらの事業所では2005年度と比較して、廃棄物発生量が総量で11%、原単位で9%削減し、エ ネルギーや原材料等のロスコストも15%削減した。
MFCAとは、製品へと結実した材料・資源だけでなく、廃棄物となった材料・資源やエネルギーロス分も含めて総合的にコスト評価を行う原価計算・分析手法。
同社ではMFCAをモノづくりにおけるロスコスト削減にも活用。2010年度には、廃棄物発生量を2004年度比で2分の1に削減(1998年度比3分の1に相当)することを目指す。
積水化学のCSR経営
http://www.sekisui.co.jp/csr/eco/effective_use/
マテリアルフローコスト会計(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/022807.html
セキスイ、リフォーム時に太陽光発電搭載 累計1万棟達成 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024543.html
登録日時: 2008/11/29 06:54:15 AM