エネルギー・地球温暖化

2008年02月23日

 

大阪ガス、W発電システムを導入した省エネ住宅を公開

Keywords:  省エネ  企業(非製造業) 

 

大阪ガスは2007年10月31日、家庭用固体高分子形燃料電池(PEFC)によるコージェネレーションシステムと太陽光発電システムを組み合わせた「W発電システム」を導入した省エネルギー住宅を、大阪府茨木市彩都あさぎにて、11月3日より2008年5月末までの予定で一般公開すると発表した。

燃料電池の定格発電容量は1kWで、発電と同時に発生する熱を給湯などに有効利用する。太陽光発電容量は4kW。この組み合わせにより、一般的な家庭で従来システムと比べ*1、一次エネルギー消費量を約55%削減、CO2排出量を約70%削減*2することができる。

また建物の内側にあるブラインドを建物の外側に設置し、夏は太陽光を遮断、冬は太陽光を室内の蓄熱壁にあて蓄熱することで、空調の省エネを図っている。このほか、最新のガス設備、ホームセキュリティ設備も装備されており、今後の住宅設備に求められる優れた機能を来訪者が体感できるようになっている。

*1 4人家族・戸建住宅での当社試算。電気を火力発電所から供給し、熱を都市ガス会社が供給するガスを熱源とする給湯暖房機などから供給する従来方式との比較。
*2 想定条件:太陽光発電4.0kW相当設置、年間太陽光発電量4,145kWh



登録日時: 2008/02/23 11:47:31 AM

英語記事はこちら


 


 

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