2008年02月15日
Keywords: 省エネ 交通・モビリティ 企業(非製造業) 地方自治体 地球温暖化
神戸市は2007年10月10日、物流分野におけるモーダルシフトの取り組みを支援する「神戸市モーダルシフト補助制度」において、フェリーを利用した神戸港-大分港のモーダルシフト事業に補助金を交付することを決定した。
神戸市は2006年4月から、「モーダルシフト補助制度」として、(1)内航船等を活用したモーダルシフトのための施設整備に対する補助事業と、(2)内航フィーダーコンテナ輸送に対するインセンティブ補助事業を実施している。(1)は、神戸港を経由してモーダルシフトの推進を行う事業に対して、物流システム構築に必要な施設整備等の一部を補助するもので、(2)は、神戸港を経由する内航フィーダーコンテナ輸送に必要な経費の一部を補助するもの。
2007年度は、すでに4件の事業計画が補助金交付対象事業に決定しているが、今回新たに、ダイヤモンドフェリー等が申請した神戸-大分間の海上輸送事業が、内航船等を活用したモーダルシフトのための施設整備に対する補助事業に決定した。シャーシの購入に補助金の上限となる1千万円が助成される。年間1万8,600トンの貨物を海上輸送することで、CO2排出削減効果は約1,200トン-CO2/年となる見通し。
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/39/port/modalshift/modalshift.html
登録日時: 2008/02/15 05:29:19 PM
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