富士通、ロジスティクスソリューションサービスを提供

富士通は2006年12月14日、1998年10月に@LOGISTICSVISIONとして発表し、提供してきたロジスティクスシステム構築のソリューションに対し、エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞（優秀賞）を受賞した。企業の経営戦略に基づくロジスティクス戦略の立案サポートや、業務分析、コンサルタント、情報システムの開発、情報システムパッケージ提供などのサービス、ソフトウェア、ハードウェアを組み合わせ、最適な物流システムを実現するサービスなどを提供するもの。

企業内部の最適化を超えた一層の効率化のためには各企業間での最適化の取組み、サプライチェーンマネジメント（SCM）が必要といわれているが、日本国内でSCMを実現するためには、各企業、取引先毎に異なる納品伝票や流通ロット、商品マスタなどを統一し、物流システムそのものを標準化、共通化していく必要がある。

物流・ロジスティクス構築をSCMの観点で考えると、全体的なシステムの検討が必要となるため、同社は４つのソリューションを提供している。ロジスティクス構想立案ソリューションは、得意先・取引先との連携方法、社内のシステムの変更方法など顧客のニーズにあった経営戦略構想の立案を支援。

物流情報システムソリューションは従来の基幹システムである物流情報システムを、物流センターソリューションでは庫内物流システムを立案する。輸配送ソリューションでは安全性、確実性、迅速性を実現する最先端の輸配送システムを提供。輸送に伴うCO2排出量の報告書作成業務なども支援し、荷主・輸送事業者双方の立場における環境負荷軽減の取組みに貢献している。



http://segroup.fujitsu.com/logistics/


http://jp.fujitsu.com/group/fri/consulting/business-process/#id-logistics


登録日時: 2007/04/21 09:14:43 PM

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