エコ・ソーシャルビジネス

2007年03月16日

 

「エコ森国産木材住宅・積立貯蓄&住宅ローン」など、「eco Japan cup 2006」受賞

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  企業(非製造業)  大学・研究機関  政府 

 

2006年11月28日、環境省、NPO、企業、大学の連携組織により開催された環境ビジネス企画コンテスト「eco-japan-cup 2006」の4部門の受賞者が決定した。同コンテストは、05年の「愛・地球博」を記念して行われた「環境ダイナマイト!2005」の後続企画として実施されたもので、環境ビジネスベンチャーの人材育成、起業に向けた機会・つながりの場づくりを目的としている。

ビジネスプランやアイデア65件、エコアート95作品の応募のうち、「環境ビジネス・ベンチャーオープン」部門では、イープラットの「ecoBino(エコビーノ)によるESCO事業」とエコエナジーラボによる「HOME E-Forest」が敢闘賞を受賞した。

イープラットのESCO事業は、流通・サービス業のチェーン店舗の省エネを実現する情報システムで、対象顧客先と対象環境効果を絞り込んだ点が高く評価された。エコエナジーラボの情報金利付き金融商品「エコ森国産木材住宅・積立貯蓄&住宅ローン」HOME E-Forestは、既存の住宅金融の仕組みを利用して、国内の持続可能な森林木材を構造材として確実に使用する住宅建築需要を育成する仕組みをつくる提案で、発想、着目点が高く評価された。

「エコ・チャレンジ」部門では、漢方環境安全対策普及協会の赤井嘉晴さんによる「漢方薬の煎じ滓を使った無農薬農法」が奨励賞を受賞した。また、「ソーシャル・エコビジネス」部門では、北海道グリーンファンド理事長の杉山さかえさんによる「市民出資による風車建設およびグリーン電力料金制度」、「エコ・アート」部門では、オフィスゴミを扱った写真作品を発表した竹村伊央さんが受賞した。




http://www.eco-japan-cup.com/


http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7746


登録日時: 2007/03/16 03:25:57 PM

英語記事はこちら


 


 

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