政策・制度・技術

2006年09月27日

 

産総研と日本ガイシ、工場の排ガスを浄化する高性能触媒の開発に成功

Keywords:  環境技術  企業(非製造業)  大学・研究機関 

 

独立行政法人産業技術総合研究所は2006年7月、日本ガイシと共同で、工場排ガスの浄化など高温での耐久性が要求される用途向けの高性能な超多孔性の白金-アルミナ触媒を開発したと発表した。

この触媒は、従来品より触媒反応温度を100℃ほど低下でき、しかも耐熱性は約200℃ほど高いという特徴を持つ。また、安価な水酸化アルミニウムを出発原料とし、凍結乾燥など低コストかつ簡便なプロセスで製造することができる。

開発した白金-アルミナクリオゲル触媒を用いて、日本ガイシ社内のセラミックス製造用焼成炉の排ガス浄化試験を実施する予定。今回開発したクリオゲルは、触媒あるいは触媒担体など多孔質性が要求される用途への実用化が大きく期待される。



http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2006/pr20060719/pr20060719.html


http://www.ngk.co.jp/


登録日時: 2006/09/27 11:46:53 AM

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