エネルギー・地球温暖化

2005年09月26日

 

成田国際空港、エコ・エアポート基本計画を策定

Keywords:  省エネ  交通・モビリティ  企業(非製造業)  地球温暖化 

 

成田国際空港は2005年4月21日、環境にやさしい循環型空港「エコ・エアポート」を目指すため、具体的な環境保全活動の取り組みを示す「エコ・エアポート基本計画」を策定したと発表した。

これは、空港内の約500の事業者で組織されるエコ・エアポート推進協議会が中心となって成田国際空港全体で取り組むもの。計画は、「周辺環境」「地球環境」「資源環境」「自然環境」「環境コミュニケーション」「NAA事務局」「環境経営」の7つの分野で、2002年度を基準年度として、中期(2006年度)と長期(2010年度)の2つの削減目標を設定している。

例えば、低燃費航空機の導入拡大や空港内車両の低公害化などを通し、航空機発着回数1回あたりの大気汚染物質(NOx)や地球温暖化物質(CO2)の排出量を中期的には5%、長期的には10%の削減を目指す。また2002年度に22万立方メートルだった再利用水利用量は、2010年度までに50万立方メートルまで拡大したい考え。

同空港は、積極的な取り組みをした事業者をホームページで紹介するほか、毎年目標達成結果を取りまとめて公表し、次年度以降の活動につなげる。




登録日時: 2005/09/26 06:39:29 AM

英語記事はこちら


 


 

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