3R・廃棄物

2005年05月07日

 

間伐材で人・環境にやさしいストランドボード製造

Keywords:  3R・廃棄物  NGO・市民  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  化学物質  地方自治体  生態系・生物多様性 

 

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Copyright 親和木材工業

岐阜県にある木材加工会社「親和木材工業」は、国産の間伐材や小径材を原材料にして新素材「エスウッド」を開発、販売している。2001年10月に日本環境協会よりエコマーク商品の認定を取得、2002年2月には岐阜県廃棄物リサイクル認定製品に選定された。

国産の間伐材や小径材は、採算があわないとして、伐採されても放置され、廃材となるものが多い。その有効活用として注目されており、また海外から日本への木材輸入量の削減にもつながっている。

エスウッドは、シックハウス症候群対応型の安全無公害な接合剤を使用し、ホルムアルデヒド等の有害な揮発性化学物質の放出量をごく微量に抑えて、利用者の健康や安全に配慮している。又、厳しい防火規制が適用される、大型建造物の内装材としても使用できるようにするため、オプションとして難燃タイプのエスウッドも開発されている。

現在のところ、建築内装材として一般住宅のリビング腰板やクローゼット、店舗のフローリングやドアに、個人向けとしてマウスパッドやデスクマットに製品化されている。JFSでも事務局でエスウッド製のマウスパットや机を利用している。




登録日時: 2005/05/07 10:21:23 PM

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