エコ・ソーシャルビジネス

2004年12月17日

 

家庭用燃料電池の商用機第1号、首相新公邸へ

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  企業(非製造業)  再生可能エネルギー  政府 

 

細田博之官房長官は2004年9月16日、環境エネルギー対策として大きな期待がかけられている家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの商用第1号機を、世界に先駆けて、2005年春に竣工予定の新首相公邸に設置する方針を固めたと発表した。

これは、小泉首相が2002年2月の施政方針演説で、「燃料電池は水素をエネルギーとして利用する時代の扉を開く鍵です。自動車の動力や家庭用の電源として3年以内に実用化を目指します」と述べたのを踏まえたもの。

設置するのは、世界に先駆けて2004年度中に家庭用固体高分子形燃料電池(PEFC)の市販を目指す東京ガス。機器は、2003年から商品化に向けた共同研究開発を行なってきた松下電器産業と荏原バラードの燃料電池システムを各1台ずつ納入する予定。

世界初の商用機導入物件となるこの家庭用燃料電池コージェネレーションシステムは都市ガスを燃料とし、発電容量は1キロワット、発電効率は31%以上、熱回収率は40%以上、貯湯槽容量は200リットル。



http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/rireki/2004/09/16_a.html


http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20040916.html


登録日時: 2004/12/17 03:44:31 PM

英語記事はこちら


 


 

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