政策・制度・技術

2004年04月13日

 

「燃料政策企画室」設置される

Keywords:  政策・制度  企業(製造業)  政府 

 

資源エネルギー庁資源・燃料部政策課内に2004年1月5日、新たに「燃料政策企画室」が設置された。環境問題への対応も含めた総合的な燃料政策を立案・推進することが求められているため。

これまで行政の燃料関係の施策は主に石油産業などの「供給産業」側の製造・輸送・貯蔵・流通に対応していたが、今後はこの燃料政策企画室を通じて自動車メーカーなど燃料の「需要産業」側の研究開発の動向についても整合的な施策を立案する。

また、GTL・DME・バイオ燃料といった新燃料についてもその開発や普及の実現可能性を検証し、予算など政策資源の投入について検討するなどの役割を担う予定。そのため、メンバーには経済産業省の燃料の供給産業と需要産業の双方を所管する部署の担当者が集められた。

燃料政策企画室の設置により、行政からの燃料政策関連情報をワンストップサービスで提供できるようになる。関係業界にとっては利便性が高まり、行政にとっても産業側からの情報を集約することが可能となるため、産官一体となった燃料政策の立案・推進に貢献するものと期待されている。




登録日時: 2004/04/13 02:54:50 PM

英語記事はこちら


 


 

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