政策・制度・技術

2004年03月02日

 

国土交通省 「川の通信簿」を初めて本格的実施

Keywords:  政策・制度  NGO・市民  政府    生態系・生物多様性 

 

国土交通省は市民とともに河川空間の満足度を評価する「川の通信簿」を全国の108水系230河川669箇所で行った。その結果、満点の5つ星評価の箇所が5地点、全箇所の平均は、3つ星であった。

この「川の通信簿」は、市民や市民団体等と河川管理者が現地において共同して全国の河川空間の現状を評価するもの。2002年度に全国39河川251箇所において試行的に実施した結果を踏まえ、記入方法等を改良し、2003年度は全国の河川で本格的に実施した。

評価の方法は15の点検項目があり、箇所毎にそれらの重要度、良い悪いなどの状態、整備の必要性を点検し、最後に5段階評価を行う。この点検にはのべ約14800人が参加した。同省はこの評価結果を踏まえて今後の河川整備・管理に取組んでいく。また、国民から意見を募集することにより、今後の「川の通信簿」の進め方等の参考とする考え。

点検を実施した669箇所のうち、最高の5つ星に評価されたのは、最上川の「長崎せせらぎ公園」(山形県中山町)「寒河江水辺プラザ」(同県寒河江市)木曽川南派川の「国営木曽三川公園」(愛知県一宮市)杭瀬川の「杭瀬川スポーツ公園」(岐阜県大垣市)芦田川の「河佐峡」(広島県府中市)。



http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/05/051218_.html




登録日時: 2004/03/02 09:19:59 AM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ