2004年02月28日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 交通・モビリティ 企業(製造業) 政府 省エネ
日産自動車は、2003年11月25日、高圧水素式燃料電池車「X-TRAIL FCV」03年モデルの国土交通大臣認定を取得し、限定リース販売を開始する。2002年12月末に限定リースを始めたトヨタ、ホンダに次ぐもので、同社の当初予定を2年間前倒しての商品化となる。
搭載している燃料電池スタックは UTC Fuel Cells 社(アメリカ)製。今回の03年モデルでは、高出力モーターの採用により、最高出力が02年モデルに対し、約1.5倍の約85kWとなり、力強い走りが可能となった。航続距離は、運転効率に優れた燃料電池スタックと、コンパクトで冷却性能に優れ、パワー密度の高いコンパクトリチウムイオンバッテリーの採用により、1.75倍の350km以上と大幅に向上。
また、このバッテリーは従来の円筒型ではなく、新開発の薄型のラミネート型セルを採用しているため、室内のスペース効率を大きく向上している。
http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH179-LO4-TI956-CI719-IFY-C109,00.html
登録日時: 2004/02/28 12:22:31 PM
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