エコ・ソーシャルビジネス

2004年02月20日

 

Honda、第80回箱根駅伝の大会本部車として燃料電池車「FCX」を走行

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  NGO・市民  交通・モビリティ  企業(製造業)  政府  環境技術  省エネ 

 

Hondaは、2004年1月はじめに開催される第80回東京箱根間往復大学駅伝競走に協賛し、氷点下20度での発電が可能な次世代型燃料電池スタック「Honda FCSTACK」搭載の燃料電池車「FCX」1台を大会本部車として提供する。

「Honda FC STACK」は、新素材の電解質膜や新しい構造の採用などにより、部品点数を従来型スタックの約半数に削減、また高効率化、耐久性の大幅向上なども実現し、将来の燃料電池車の本格的な普及時における量産性やリサイクル性なども視野においた次世代型の燃料電池スタック。「Honda FC STACK」搭載の「FCX」は、9月24日に国土交通大臣認定を取得し、公道走行テストを開始している。今回の箱根駅伝での走行で、低温始動性や走行性能の高さを証明する考え。

大正9年(1920)2月にスタートした箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)は、次回の大会で創設85周年、第80回目を数える。往路107.2km、復路109.2kmの往復216.4kmを10区に分け、各大学の10人の選手がたすきをつなぐ長距離リレーである。

駅伝のルーツは、飛脚といわれている。江戸時代に日本の主要な街道には関所や宿場町などが整備され、日本の交通の原点となった。また、手紙や届け物などを入れた柄の付いた木箱を宿駅ごとに常駐している飛脚たちがリレーして運ぶシステムができ、郵便文化の原点ともなった。これが「駅伝」の原点だといわれている。



http://www.honda.co.jp/news/2003/4031210.html


ホンダ、氷点下20℃でも始動可能な次世代型燃料電池スタック開発 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/491-j


登録日時: 2004/02/20 09:22:57 AM

英語記事はこちら


 


 

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