エコ・ソーシャルビジネス

2003年11月05日

 

日産ディーゼル、尿素水で排ガス中のNOxを削減

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  交通・モビリティ  企業(製造業)  化学物質  政府  政策・制度 

 

日産ディーゼル工業は、"国内新長期規制"に適合した大型トラックを2004年秋に発売することを発表した。同規制の開始時期は2005年10月だが、1年程度前倒しして2004年秋に投入する。

国内新長期排ガス規制は、世界で最も厳しいディーゼル排ガス規制といわれ、粒子状物質(PM)の排出量を現在より約9割、窒素酸化物(NOx)を6割減らすことを求めている。

同社では、新世代・超高圧ユニットインジェクター式噴射システムによって、さらなる高圧化により、低燃費、低PM(粒子状物質)を実現するとともに、尿素SCR触媒システムを開発。これは、排気ガス中に尿素水を噴霧し、触媒の化学反応で、NOxを除去する新技術で、燃費が重要視される大型トラックにおいて、低NOxと低燃費の両立を実現するという。






登録日時: 2003/11/05 11:17:39 AM

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