2003年08月03日
Keywords: 3R・廃棄物 企業(非製造業) 再生可能エネルギー 地球温暖化 政府 政策・制度
電源開発株式会社がCDM(クリーン開発メカニズム)事業として経済産業省に申請した、タイでのゴム木廃材を利用したバイオマス発電事業が、京都メカニズム活用連絡会で承認され、日本政府の正式なプロジェクトとなった。
CDMは、各国の削減目標達成のための国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
日本では、プロジェクト案を申請先として定められている省庁のいずれかに申請し、6省庁が共同で開催する「京都メカニズム活用連絡会」で承認されれば政府のプロジェクトとなる。
今回の案件では、年間約6万トン分のCO2クレジット(排出削減量)の獲得が見込まれている。
登録日時: 2003/08/03 09:23:41 AM
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