2003年07月12日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 企業(非製造業) 地方自治体 政策・制度
東京都武蔵野市は、環境に配慮した事業活動を行う事業者の参加届出制度「グリーンパートナー」を2003年6月2日より開始した。グリーンパートナーとは、提供する製品やサービスが環境に負荷を与えないものであり、かつ提供する過程でできるだけ環境負荷を与えないよう努める事業者のこと。例えば小売店であれば、グリーンラベルの商品を簡易包装で売り、配送に低公害車を使うなど。
参加事業者は、自ら環境配慮に関する取り組み目標を3つ以上決めるか、環境省の「エコアクション21」プログラムにもとづいて「環境行動計画」を作り、市に届け出る。計画策定の際は、有料でアドバイザーを派遣してもらえる。
グリーンパートナーとして参加章(ステッカー)を得た企業は、1年ごとにその取り組み状況を市に報告。その取り組みは広く市民にも紹介されるうえ、取り組みを通じて電力や紙製品の使用量を減らすことによって、コスト削減も期待できる。
市は、この制度を通じて環境経営に取り組む事業者数を増やし、持続可能な都市の構築をめざしている。
登録日時: 2003/07/12 11:29:35 AM
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