2003年06月11日
Keywords: 3R・廃棄物 企業(製造業) 政策・制度
セイコーエプソンは、関連会社や事業所を含む国内の28拠点すべてと海外生産拠点10社で、事業活動から発生する廃棄物を100%再資源化することを実現し、同社が定義する「ゼロエミッションのレベル1」を2003年3月末までに達成した、と発表した。
同社では、再資源化できる技術をもつリサイクル会社を開拓するなどして、例えば、今まで埋め立てていた汚泥はセメント材料に、廃油や廃プラスチックは再生燃料や助燃材に、紙類はダンボールに、食堂の残飯は堆肥に、その他、廃アルカリ、廃酸、金属やガラスなどを含むすべての廃棄物を、資源として有効活用する処理ルートを確立した。
同社では今後2003年度までに、廃棄物そのものの発生抑制をめざす「ゼロエミッションのレベル2」の活動として、国内事業所の廃棄物、再資源化物の総排出量を1997年レベルの14,000トンに抑制する取組みを進めている。
また海外でも、2003年度内に全生産拠点での達成をめざす。
登録日時: 2003/06/11 08:41:10 AM
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