2003年06月09日
中央青山監査法人グループが設立した中央青山PwCサステナビリティ研究所では、「温暖化対策エキスパート育成プログラム」の2コースを開催する。
「プロジェクト・バリデーター養成コース」は主に温室効果ガス(GHG)排出削減事業の検証業務を行う専門家の養成をめざし、「企業内GHG担当者育成コース」は社内の温室効果ガス排出量を把握・検証し、最適な削減手法の立案などが行える人材育成をめざす。
京都議定書の批准を受け、GHGガスマネジメントの重要性が高まってきたが、排出権取引やCDM(クリーン開発メカニズム)、JI(共同実施)といった京都メカニズムの正しい理解は必ずしも進んでいない。また、CDMなどプロジェクトのGHG削減効果を検証できる人材・組織の整備や、GHG排出事業者における社内専門家の育成もこれからというのが現状である。
そこで同社では、短期間で集中的に温暖化対策に必要な知識を習得できるコースの開催を計画。「プロジェクト・バリデーター養成コース」は3日間で参加費は12万円、「企業内GHG担当者育成コース」は2日間で参加費は88,000円。
登録日時: 2003/06/09 10:26:57 AM
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