政策・制度・技術

2003年05月28日

 

環境カウンセラー、3,000人の大台を突破

Keywords:  政策・制度  政府 

 

環境保全に関する専門的知識や豊富な経験を有し、その知見や経験に基づき市民やNGO、事業者などの環境保全活動に対する助言など(=環境カウンセリング)を行う環境カウンセラーの登録が3,000人を超えた。これは環境省の行う審査を経て登録する制度で、平成8年度に創設されたもの。

環境保全に関する取組について豊富な実績や経験を有する等一定の要件を備える者について、申請に基づき審査を行い「環境カウンセラー登録簿」に登録するしくみで、その登録簿をインターネットを通じて広く一般に公表することで、環境保全に関する取組や活動を行おうとしている人々に、環境カウンセラーの連絡先や専門分野などの情報を提供している。事業者を対象とした環境カウンセリングを行う「事業者部門」と、市民や市民団体を対象とした環境カウンセリングを行う「市民部門」がある。

現在の登録者は3,097人(事業者部門1,994人、市民部門1,285人(うち両部門登録者182人))を数え、地域レベルの環境保全活動の促進に貢献している。環境省では、環境カウンセラーの今後の活動のあり方や現行登録制度を見直す検討会を設置して、さらに有効なしくみとして機能するよう改善をめざす考え。



http://www.env.go.jp/policy/counsel/index.html




登録日時: 2003/05/28 09:22:02 AM

英語記事はこちら


 


 

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