政策・制度・技術

2003年05月01日

 

NEC、ソフトやサービスの外注先にもグリーン調達を拡大

Keywords:  政策・制度  企業(製造業) 

 

日本電気(株)(NEC)は、2003年度よりソフト・サービスの外注先に対してもグリーン調達ガイドラインの適用を開始する。既に部品や素材を提供する企業に対するグリーン調達ガイドラインの適用は昨年秋より始まっており、同社の「2005年度末までにグリーン調達比率100%」という目標達成に向けて、さらに範囲を広げることになる。

具体的には、ソフト・サービス提供企業の環境経営姿勢が最も重視される。環境経営に積極的な企業が制作・提供するソフト・サービスであれば、自ずと環境に配慮されているという考え方だ。まず環境管理システムが構築されていることは必須条件で、ISO14001など第三者認証を受けていることがより望まれる。

さらに、地球環境保全への取組みやグリーン調達の実施、情報開示などの状況から、A-Dまでの4段階に「環境格付け」を行い、評価の高い企業からの取引を優先する。

同社では、取引先に向けた詳細な「グリーン調達ガイドライン」を作成。取引先が環境に配慮した企業になるための目安を示すことで、早期のグリーン調達率100%をめざしている。



http://www.nec.co.jp/press/ja/0209/0202.html




登録日時: 2003/05/01 10:06:58 AM

英語記事はこちら


 


 

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