2002年10月20日
Keywords: 政策・制度 政府 水 生態系・生物多様性
国土交通省では、市民団体との共同作業で2002年の6月下旬から7月に、「川の通信簿」を試行した。全国の河川空間の現状を、その満足度について5段階で評価することにより、よい点と悪い点を把握し、その保全と改善を図っていくことを目的とするもの。
点検項目は、(1)自然の豊かさ、(2)水のきれいさ、(3)水の流れの状態、(4)ゴミの状態、(5)安全の状態、(6)この場所の景観の良さ、(7)歴史的文化的景観の良さ、(8)河川敷への近づきやすさ、(9)水辺へのはいりやすさ、(10)広場の利用しやすさ、(11)休憩施設や木陰の状態、(12)散策等の施設の状態、(13)トイレの状態、(14)案内看板の状態、(15)駐車場の状態、(16)心地よさ、の16項目。
これらの重要度、良い悪いなどの状態、整備の必要性を点検し、5段階評価を行う。成果は、今後の河川整備や環境学習などに活かされる。
今年度は、代表39河川において実施したが、来年度は、市民団体からの意見を踏まえて点検方法を改良し、全国109の1級水系123河川で実施する考え。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/05/050912_.html
登録日時: 2002/10/20 07:33:36 PM
英語記事はこちら