松下と日立、「環境経営」のための指標や技術を共同開発　

松下電器産業と日立製作所は、「環境経営」を推進するための指標や技術を共同で開発していくことで合意した。環境評価指標を共同で構築して両社の統一をはかるとともに、環境保全技術の共同開発、環境教育の推進をすすめる。

まず、製品の環境配慮度、総物質投入量、輸送など各種の具体的指標を2002年度中に構築する。また、製品に含有する有害物質のうち、将来規制が予想される物質（六価クロム、鉛、水銀、カドミウム、特定臭素系難燃剤）について、共同で代替化のための技術調査などに取り組む。さらに、両社の従業員、家族向けの環境教育のコンテンツや消費者向けのコンテンツも作成する。