幸せ・レジリエンス

2017年10月07日

 

ソーシャルプロダクツの購入経験者は幸福度が高い

Keywords:  幸せ  エコ・ソーシャルビジネス 

 

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イメージ画像:Photo by Sello Comercio Justo Some Rights Reserved.

SoooooS.カンパニーは、より良い社会づくりにつながるソーシャルな事業や商品の開発、マーケティング・コミュニケーション支援を専門に行っており、2017年5月16日、生活者の社会的意識や行動に関する調査結果を発表した。その結果、東京オリンピックの食材・資材調達基準でも話題になっているオーガニックやエコ、フェアトレードなどの人や地球にやさしい商品(ソーシャルプロダクツ)の購入経験者は、購入未経験者に比べて幸せな人が多い(主観的幸福度が高い人が多い)ことが判明。また、消費に対する意欲も高い。

さらに、商品に児童労働や違法伐採した木材の利用などの倫理的な問題があると知った場合、ソーシャルプロダクツ購入経験者の3人に1人以上、購入未経験者も合わせた全体でも4人に1人が、「商品の購入をやめる」と回答。

今回は、ソーシャルプロダクツの中でもオーガニック商品に絞ってその購入者に対するイメージを調査した結果、「健康志向でよい」、「環境志向でよい」などポジティブなイメージを持っている人が多いことも判明した。

今後そうした商品を購入する人は増加することが予想されているが、ソーシャルプロダクツの購入者から企業が支持されるためには、ソーシャルプロダクツではない一般の商品であっても、商品や素材の正確な背景把握、情報発信、倫理的な行動が求められることが示唆された。

本調査は2017年3月、日本全国で20代から60代の男女500人を対象に実施された。

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