人と社会のダイバーシティ

2015年06月20日

 

渋谷区、同性パートナーシップ条例を施行

Keywords:  ダイバーシティ  レジリエンス  共生社会 

 

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東京都渋谷区は2015年4月1日、「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」を施行した。性別等にとらわれず、多様な個人が尊重され、一人ひとりがその個性と能力を十分に発揮し、社会的責任を分かち合い、ともにあらゆる分野に参画できる社会の実現を目指す。

本条例には性的少数者の人権の尊重が謳われており、その理念に基づき、区長がパートナーシップに関する証明をすることができると定めている。その上で、区民及び事業者に対しては、その社会活動の中で、区が行うパートナーシップ証明を最大限配慮しなければならないとしている。区内の公共的団体等の事業所及び事務所は、業務の遂行に当たって区が行うパートナーシップ証明を十分に尊重し、公平かつ適切な対応をしなければならない。

渋谷区以外でも、世田谷区長は2015年3月6日の記者会見で、区長の裁量としてできる範囲で準備を進めていきたい、なるべく早い時期に対応ができるようにしたいと述べている。また、横浜市長や宝塚市長も、記者会見で性的少数者への差別解消に向けた取り組みを検討することに言及するなど、他の自治体にも動きが広がっている。

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