交通・モビリティ

2015年03月15日

 

京都市、世界トップレベルの自転車共存都市をめざし

Keywords:  交通・モビリティ  政策・制度 

 

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京都市は2014年12月10日、「改訂京都市自転車総合計画」見直し(案)を公開した。全ての人にとって安心・安全な、快適で住みよいまちづくり、更には環境負荷の少ない持続可能なまちづくりを目指す。

見直し案では、自転車の作法を「サ道(サイクル道)」と名付けた。日本では古来、茶道や書道などにおいて、立ち居振る舞いを定式化し、どんな人でも楽しめるように工夫している。「サ道」も、さまざまな人が楽しんで自転車と共存できるよう、工夫したものである。具体的には、走行環境の整備、ルール・マナーの啓発、レンタサイクルによる観光の普及、高齢者に配慮した自転車利用などを進める。

自転車利用者による不適切な行為の多くは、「ルールを知らない」「知っていても本質を理解していない」ことに起因している。同市では自転車の「みえる化」を打ち出し、改善を図る。「みえる化」とは「見える・視える・見得る・観える」の実現であり、正しく走る、ルール・マナーを正しく理解して守る、情報を得る、観光地を楽しく巡る、の4つができることを意味する。

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