エコ・ソーシャルビジネス

2014年05月23日

 

北九州市 アジアで環境配慮型都市づくり支援を通じ企業の海外展開促進

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(非製造業)  国際  地方自治体 

 

写真:インドネシア・スラバヤ市との環境姉妹都市提携に関する覚書締結
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北九州市が2010年6月に開設したアジア低炭素化センターでは、アジアなど新興国の環境配慮型都市づくりを支援するため同市のノウハウを体系化した「北九州モデル」を生かしながら、海外展開を図る市内民間企業等を積極的に支援。国等の支援制度の活用や企業への助成等を通じて、企業と連携してプロジェクトを実施している。

2013年度末の活動実績によると、これまで、国等の資金を活用した調査等は50件、約26億円、市の助成は8件、約3100万円。分野別では廃棄物管理・リサイクル(16件)、上下水(19件)、エネルギー(7件)、温暖化対策(5件)、まちづくり(3件)等、対象国ではインドネシア(18件)、中国(11件)、ベトナム(8件)、カンボジア(9件)等となっている。

同センターがプロジェクトを支援している企業は65社、これまでに4社がビジネス展開を果たした。同市は、地方自治体の先駆けとして環境インフラ輸出に注力しており、マスタープラン策定の上流段階から参入することで、企業が持つ技術力を活かしたまちづくりを提案でき、ビジネス展開しやすい環境の整備が可能となるとしている。

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