2014年03月16日
Keywords: 企業活動 3R・廃棄物 企業(製造業) 再生可能エネルギー
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建設機械製造メーカーのちよだ製作所は2013年7月31日、食品廃棄物の廃棄麺からメタンガス主成分のバイオガスを取り出し、発電を行う、「うどん発電事業」を開始したと発表した。年間発電量は一般家庭50世帯分の18万キロワット時を見込む。
ちよだ製作所は、香川県内の製麺会社の工場からでる廃棄うどんを原料にバイオエタノールを生産しているが、エタノール生産後も出る残りかすの有効活用策を模索していた。
うどん発電は、廃棄うどん1.5トンと飲食店から回収した生ゴミ1トンを1日分の燃料として使用。うどんや生ゴミを入れた発酵槽を37度に保温することでメタンガスを発生させ、発電機のタービンを回して発電する。
同社では今後、うどん発電事業をモデルケースにうどん発電の発電プラントの受注生産も計画している。