国際

2014年01月07日

 

「水銀に関する水俣条約」、日本を含む92ヶ国が署名

Keywords:  国際  3R・廃棄物  政府   

 

外務省は2013年10月10日、熊本市で開催された「水銀 に関する水俣条約」外交会議において、日本を含む92ヶ国が同条約に署名したと発表した。水銀が人の健康や環境に与えるリスクを低減するための包括的な規制を定めており、2010年から開始された政府間交渉を経て、2013年1月に合意されたもの。

岸田文雄外務大臣は声明で、途上国の環境汚染対策のため、大気汚染、水質汚濁、廃棄物処理の3分野において、今後3年間で総額20億ドルのODAによる支援を実施すること、また途上国による水俣条約の締結を支援するため、水銀汚染防止に特化した人材育成支援を新たに実施することを表明した。

同省は、日本は水俣病の経験を 踏まえ積極的に条約策定に至る議論に貢献してきており、引き続き国際社会と協力しつつ水銀汚染対策強化を進めていくとしている。

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