2013年01月14日
衣料品の製造小売大手のユニクロは2012年10月16日、代表取締役会長兼社長の柳井正氏と、プロテニスプレイヤーでありユニクロのグローバルブランドアンバサダーであるノバク・ジョコビッチ氏と共同発案した「Clothes for Smiles」プロジェクトを発足させたことを発表した。世界中の子どもたちのために10億円規模のファンドを設立し、これから未来をつくる彼らに様々な夢と希望を提供していく。
「世界中のあらゆる人の生活や社会をより良い方向に変えていきたい」という両氏の思いから生まれた。ファンドの原資は、2012年秋冬シーズンに販売するユニクロのヒートテックとウルトラライトダウンの売上から拠出される。
主な活動は2つで、それぞれ5億円規模となる。一つは、世界中の人々からファンドの活用アイデアをインターネット上で募集・実行していく活動で、もう一つはユニクロの持株会社であるファーストリテイリングがユニセフとグローバルアライアンスを結び、子どもたちの教育環境の改善に関するプログラムを支援していく活動。まずは、バングラデシュ、中国、フィリピン、セルビアで活動を開始し、その後支援国を拡大していく。なお、本プロジェクトへの応募は、2012年12月末をもって終了した。
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