「グリーンITアワード2012」NTTデータ等とアズビルが経産大臣賞を受賞

経済産業省は2012年10月16日、「グリーンITアワード2012」経済産業大臣賞等の受賞結果を発表した。「ITの省エネ」ではNTTデータ先端技術・日本無線・NTTデータの「データセンタ電源システム」、「ITによる社会の省エネ」ではアズビルの「遠隔サーバによるデータシミュレーション技術を活用した省エネ・節電ソリューション」がそれぞれ大臣賞を受賞した。同アワードは2008年度から行われており、今回で５回目。

「データセンタ電源システム」（ゼクノパワー＋フレッシュHVDC）は交流／直流変換時の電力ロスを大幅に削減し、１データセンタあたりの総合効率を10～30％改善という画期的な省エネが達成できる。

アズビル社は、高度なアルゴリズムを遠隔サーバに実装し専用回線により顧客の建物の省エネ制御などを実施するサービスを開発した。建物毎に導入するには投資効果が悪い高価なシステムを多くの建物に提供できる。

このほか、富士通の「クラウド環境（FGCP/S5)の全世界展開による環境貢献」、富士ゼロックスの「出力環境の快適なエコを実現する統合ソリューション」など、８件が各賞を受賞した。

関連のJFS記事：
パナソニックグループ　加西グリーンエナジーパーク「グリーンITアワード」受賞