エネルギー・地球温暖化

2013年01月20日

 

パナソニック 地球温暖化「先進企業」の世界トップ10に選ばれる

Keywords:  地球温暖化  企業(製造業) 

 

国際NPOのCarbon Disclosure Project(CDP)は2012年9月12日、世界的な大企業500社に対して行われる地球温暖化についての企業活動アンケート報告「CDP Global 500 Report」の結果を発表した。この結果パナソニックが情報開示とパフォーマンスがともに評価され、総合評価で世界の「先進企業」のトップ10に選定された。

CDPは、資産総額78兆米ドルとなる世界の655機関投資家を代表するNPO団体で、FTSE Global Equity Index Seriesを構成する企業500社(Global 500)を中心とする世界大手企業を対象に気候変動関連の調査を実施している。企業からの回答内容に基づき、気候変動に関して開示の度合いや質が高い企業を「公表先進企業」として「Carbon Disclosure Leadership Index(CDLI)」にて公表。さらに、温室効果ガス削減活動や目標達成状況が最も優れた企業を選定するインデックス「Carbon Performance Leadership Index(CPLI)」を公開している。

2012年は、グローバル500社のうち405社がCDPに情報を開示し、そのうちの51社がCDLIに、33社がCPLIに選定された。総合評価トップはドイツの医薬品大手Bayerとスイスの食品大手Nestle。

パナソニックは日本企業で唯一CDLIとCPLIに同時選定された。同社は創業100周年を迎える2018年にエレクトロニクスNo.1の環境革新企業となることを目指す。

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