2012年10月03日
神奈川県は2012年6月7日、2011年12月から運用している「かながわソーラーバンクシステム」の設置プランについての見直しや追加を行い、改めて公募を行うことを発表した。
太陽光パネルの価格低下を考慮に入れ、10年間で設置費用を回収できると見込まれる設置プランに限定する。また、2012年7月からの固定価格買取制度をうけて、事業者が設置費用を全額負担して太陽光発電設備を設置し、全量を売電して収益を得るビジネスモデルなど、県民の設置費用の負担を削減するようなプランを公募する。
産業用の太陽光発電設備については、工場、商業施設、流通施設、教育施設及び事務所を対象に、新たな設置プランを公募する。
7月には、戸建住宅、共同住宅、産業用の計65の設置プランを選考し、8月より、太陽光発電設備の設置を希望する県民を募集し、見積申込の受付を開始した。
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