2012年05月18日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 地球温暖化
トヨタ自動車グループの自動車内装部品メーカー、トヨタ紡織は2012年2月14日、植物由来材料「ケナフ」を活用したエンジン関連部品を初めて開発したと発表した。2012年1月から、トヨタ自動車の一車種に採用されている。
今回製品化されたのは、二酸化炭素の吸収能力が高い一年草植物「ケナフ」の繊維を活用したエアクリーナーケース。ケナフ40%という高い配合率で、従来品比で10%の軽量化と二酸化炭素排出量の20%削減を実現している。
同社は「車室内空間のオール植物化」を目指し、15年以上にわたって「ケナフ」の繊維を活用した内装部品の開発に取り組んできたが、エンジン関連部品の製品化は今回が初めてとなる。
登録日時:2012/05/18 06:00:15 AM