交通・モビリティ

2011年12月29日

 

モーションなど5社 EVタクシーの実用化に向けたシステムを開発

Keywords:  交通・モビリティ  企業(製造業)  企業(非製造業)  地方自治体  省エネ 

 

システム開発のモーション、商社の兼松、システムオリジン、日産、リサイクルワンは2011年7月5日、共同提案した「EVタクシーの実用化促進と運用方法確立のための実証研究」が環境省の「平成23年度地球温暖化対策技術開発等事業」に採択されたと発表した。

同事業は、温室効果ガス排出量の削減につながるEVタクシーの普及を図るために、効率的なEVタクシーの運用を可能とするシステム開発と、その実用化に向けた実証実験を5社と大阪府、京都府、京都市の3自治体が協力して実施するもの。

EVタクシーの普及を促進するには、航続距離に制約がある、充電に時間がかかるなどの課題を解決する必要がある。そのために5社は、スマートフォンによる「EVタクシー呼出アプリケーション」と、乗客からの呼出に応じるための「車載タブレット端末用アプリケーション」を開発し、「EVタクシー配車システム」を介して乗客とタクシーのマッチングを行う。

同時に、EVタクシーの電池残量と充電器の空き情報を基に、近隣の空き状態の充電器を示して適切な充電指示を行う。これらを通じて、空車走行や充電待ち時間を削減し、EVタクシーの営業機会を最大限に創出する。今後、大阪「商業都市モデル」と京都「観光都市モデル」の2つのモデルで実証実験を行う予定。

経済産業省、第一期EV・PHVタウンによるベストプラクティス集を公表(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030494.html
日本交通 世界初EVタクシーの実証運用を行う(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030148.html
ベタープレイスと日本交通 世界初の電池交換式EVタクシーを東京で実験(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029600.html

登録日時:2011/12/29 06:00:15 AM


English  

 

参照元

日産: モーション、兼松、システムオリジン、日産、リサイクルワン
5社共同提案の「EVタクシーの実用化促進と運用方法確立のための実証研究」が、
環境省「平成23年度地球温暖化対策技術開発等事業」に採択
大阪府、京都府、京都市の3自治体の協力を得てEVタクシー運行最適化システムの実証実験
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2011/_STORY/110705-01-j.html


 

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