2011年08月18日
Keywords: 交通・モビリティ 企業(製造業) 環境技術 省エネ
電気自動車普及協議会(APEV)は2011年4月27日、ガソリン自動車からエンジンや燃料タンクを取り外し、モーターと電池を取り付ける改造型電気自動車(EVコンバージョン)の安全性基準を新たに取りまとめ「EVコンバージョンガイドライン」として発表し、APEVウェブサイトに掲載した。
APEVは、EVの普及促進を目的に2010年6月29日設立、当年4月現在の会員数は約130企業・50団体、個人会員約70名。同ガイドラインは、APEV最初の活動として、国土交通省関東運輸局、自動車検査独立行政法人、軽自動車検査協会、および会員企業・団体(自治体等)が話し合いを重ね作成した。
同ガイドラインは、「感電防止」「電気的トラブルによる火災防止」「強度の確保」「走行性能の確保」「走行の信頼性確保」「誤操作による急発進等の防止」「制御性能の確保」への対策の観点からまとめられている。
APEVは、同ガイドラインについて、会員各社に自主規制項目として基準の順守を徹底するとともに、基準の精度を上げる努力を行う。同時に、同様な安全性基準を作成中の世界各国の機関と連携し、グローバル基準化も見据えた活動を行う。
登録日時:2011/08/18 06:00:15 AM
EV コンバージョンガイドラインと新規三部会発足のお知らせ
http://www.apev.jp/aboutus/press/APEV-PressRelease20110427.pdf