複合機でECO度をチェック、富士ゼロックス「環境負荷監視システム」を開発

Copyright 富士ゼロックス株式会社

富士ゼロックスは2011年１月20日、複合機の操作パネルに個人別のECO度を表示したり、照明やコンセント電源などの電力をCO2換算し見える化する「環境負荷監視システム」の販売を開始することを発表した。

複合機でICカードを利用して認証した際、操作パネルに「ECO診断」として個々人の部門内ECO度ランキングやCO2排出量の推移等、環境関連情報が表示される。これにより、複合機を利用する都度、一人ひとりが自分のECO度を認識することができ、環境意識の啓発に貢献する。

加えて、管理者向けの機能として、照明やPCなどの電力情報を入力することで、オフィス全体のCO2排出量もあわせて算出できることから、電力量全体の見える化が実現する。

昨今「改正省エネ法」や「東京都環境確保条例」などにより、オフィスでのCO2排出量削減ニーズが高まっており、多くの企業で省エネ効果の高い機器の導入等の検討が行なわれている。同社は、高い省エネ性能を持つ複合機に、照明やPCなどで利用する電力も含めたオフィス全体の使用電力の把握機能を持たせ、CO2削減対策を図ることが有用と考えた。

ドキュメントサービスを通して社会システムの変革に貢献する ～
富士ゼロックス株式会社
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/030097.html
岡村製作所　オフィス用「消費電力見える化システム」を発売（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/030133.html
温室効果ガス排出量のリアルタイムな「見える化」に関するモデル事業を実施（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/029651.html

登録日時：2011/05/04 06:00:15 AM