エコ・ソーシャルビジネス

2011年04月01日

 

旭硝子、国内初の環境配慮型冷凍ショーケース用ドアを発売

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業) 

 

JFS/AGC Starts Sales of Eco-Friendly Anti-Fog Glass for Freezer Display Cases in Retail Stores
Copyright 旭硝子株式会社

旭硝子は2011年1月19日、冷凍用無通電タイプのショーケース用ガラスドアを日本で初めて販売することを発表した。このドアは電気を使わずに結露発生を防止できるため、省エネに貢献することが評価され、今後オープンするセブン-イレブン新規店舗で標準採用されることになった。同社の試算では、従来の通電タイプドアに比べ、1店舗あたり年間約1トン、仮にセブン-イレブン全店舗で採用された場合には年間1.3万トンのCO2排出削減になる。

2010年4月の省エネ法改正に伴い、商業施設においても省エネに対する関心が急速に高まっているが、とりわけ営業時間の長いコンビニエンスストアでは、省エネ型設備の導入が急速に進んでいる。

商業施設で使われるショーケースのうち、冷蔵用には既に無通電タイプのドアが広く採用されているが、冷凍用は設定温度が更に低いため、ドア表面の結露を防止するためには通電しガラス表面を暖める必要があった。同社は、ガラス部分の断熱性能向上に取り組んだ結果、断熱性能の高い特殊ガラスによる無通電タイプのドアを開発することに日本で初めて成功したもの。2015年には、年間売上5億円を目指す。

最新の設備を導入した環境配慮型コンビニエンスストアの出店続く(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029871.html
ミニストップ、三重大キャンパス内に環境配慮型店舗開店(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029566.html

登録日時:2011/04/01 06:00:15 AM 

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参照元

電気を使わず結露を防止する、環境配慮型冷凍ショーケース用ドアを発売開始
http://www.agc.com/news/2011/0119.pdf


 

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