2011年03月03日
大手下着メーカーのワコールは2010年11月8日、2011年2月12日の「ブラジャーの日」から4月22日の「アースデイ」までの間、国内の直営店およびワコール製品を取り扱う下着専門店など約800店舗と、台湾のワコール直営店など約500店舗で「ワコール ブラ・リサイクル」を実施すると発表した。
不用になった同社製品のブラジャーや、ワコールグループの店舗で購入したブラジャーを回収し、産業用の固形燃料RPFにリサイクルする企画で、専用の回収袋を用いて店頭で回収する。
専用の回収袋「ブラ・リサイクルバッグ」は、回収したブラジャーを産業用固形燃料(RPF)にリサイクルしたものを燃料とする製紙会社で作られた紙を使用している。また、4人の作家による、ブラジャーを使って作られたリメイク作品をウェブサイト(http://www.wacoal.jp/braeco/)にて紹介している。
同社は2008年より環境活動の一環としてこの取り組みを行っており、29,300名から約117,300枚を回収、11.73トンのRPFにリサイクルした。同社調査では、61%の女性が「ブラジャーを捨てるのに躊躇する」と答えており、「ブラ・リサイクルキャンペーン」で、「捨てにくいものが捨てられる」「エコに貢献できる」との意見があった。
ユニクロの『全商品リサイクル活動』通年実施へ(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030017.html
登録日時:2011/03/03 06:00:15 AM
ワコールの環境活動の一環として「2011ワコール ブラ・リサイクル」を日本と台湾で実施します
http://www.wacoalholdings.jp/news/47021.html