日産と住商　リチウムイオンバッテリーの二次利用調査のための会社を設立

日産自動車と住友商事は2010年９月15日、電気自動車用リチウムイオンバッテリーの二次利用に関して調査を行う合弁会社「フォーアールエナジー」を同年９月14日に設立したと発表した。

両社は2009年10月より、再生可能な高性能リチウムイオンバッテリーの二次利用を「4R」事業と銘打ち、再利用(Reuse)、再販売(Resell)、再製品化(Refabricate)、リサイクル(Recycle)の分野において、共同で検討を進めている。

日産は、2010年12月より日本と米国で世界初の量産電気自動車「日産リーフ」の販売を開始し、2012年よりグローバルに量販する予定。住友商事は2010年４月、環境関連ビジネスを集約した組織「新事業推進本部」を立ち上げ、低炭素循環型社会に向けた新たな価値創造に取り組んでいる。

新会社は資本金４億５千万円、日本と北米を対象地域として、実証実験や事業化調査を行い、バッテリーバリューチェーンの管理や、エネルギー貯蔵に対する需要に応えていきたいと考えている。

日産　電気自動車の国内予約、2010年度目標を２カ月で達成（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/030207.html
日産自動車と住友商事、｢4R｣事業推進に向けて合弁調査会社を設立
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/
2010/_STORY/100915-02-j.html

登録日時：2010/12/27 06:00:15 AM