交通・モビリティ

2010年11月22日

 

江東区、さまざまな施策でEVの普及を促進

Keywords:  交通・モビリティ  地方自治体  省エネ 

 

JFS/Tokyo's Koto Ward Promoting EV Use to Cut CO2 Emissions
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東京都江東区は2010年8月4日、CO2削減対策の柱の一つとして、自動車対策を発表した。走行中にCO2を排出しない電気自動車(EV)の普及促進に貢献するため、充電設備などのインフラ整備の充実を図るとともに、車の燃費向上に資するエコドライブの推進を支援するというもの。

EVの充電設備については、マンション建設の指針となる「江東区マンション等の建設に関する指導要綱」の見直しを行い、2010年8月から区内に新築するマンション駐車場には収容台数の1割以上にEV用充電設備(交流200V)を設置するよう指導する。これは全国に先駆けた試み。同年11月には、区役所駐車場にEV用急速充電器を設置し、区民に無料で開放する。

「江東区中小企業融資」制度の中に「環境保全対策資金」を設け、区内の中小企業向けに、EV導入資金の融資斡旋や利子補給を行う。また、「EV・pHV普及連携パートナー会議」等の他団体とのパートナーシップにより、EV普及に取り組む考え。

エコドライブについては、2009年度からエコドライブ無料講習会を開催している。2009年度の参加者の燃費は受講前に比べて平均50%程度向上したとのこと。

経産省 電気自動車等の普及に向けた「EV・pHVタウン」を選定(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029387.html
環境都市・江東の実現に向けた自動車対策について
http://www.city.koto.lg.jp/topics/2116/54446.html

登録日時:2010/11/22 06:00:15 AM

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