交通・モビリティ

2010年07月16日

 

富士ゼロックス東京 電動アシスト自転車での移動でCO2を削減

Keywords:  交通・モビリティ  企業(製造業)  地球温暖化 

 

富士ゼロックス東京は2010年1月13日、デジタル複合機、プリンター等の保守・管理のために移動するエンジニアの手段を、バイクから電動アシスト自転車へ切り替え、CO2排出量を4年間で約335トン削減したと発表した。

電動アシスト自転車に切り替えたのは、2006年6月の道路交通法改正に伴って路上のバイク駐車が違法となる恐れに対するコンプライアンスの遵守、環境への配慮、生産性向上、健康増進という観点などの理由。

東京23区内の中心部において直径2km以内の顧客を担当するエンジニアの移動手段のバイクから電動アシスト自転車への切り替えを2006年4月から開始し、同年9月に本格展開し約450台、2010年1月には約550台へと台数を拡大した。

この結果、同社が使用するバイクの台数は約350台減少、1ヶ月のガソリン使用量は2006年4月の3分の1相当の約1,800リットルに減少し、2009年12月31日までに、のべ約335トン相当のCO2排出を削減した。

バイクよりも小回りが利くため、依頼を受けてから客先までの到着時間も平均10分前後短縮された。同社は今後も電動アシスト自転車を活用し、CO2削減と顧客サービス向上に努める考え。

富士ゼロックス 自社ライフサイクル全体で2020年までにCO2を30%削減(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029033.html
三洋電機 走りながら発電・充電できる電動ハイブリッド自転車を発売(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/028834.html

エンジニアの移動手段をバイクから電動アシスト自転車へ
http://www.fujixerox.co.jp/tkx/news/20100113.html

登録日時:2010/07/16 06:00:15 AM

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