2010年04月22日
警察庁は2010年1月2日、2009年1年間の全国の交通事故死者が9年連続の減少となり、4,914人だったと発表した。4千人台となったのは57年振り。
2009年の交通事故死者数は、ピーク時だった1970年の16,765人の29%で、前年より241人減少した。交通事故の発生件数及び負傷者数も5年連続で減少している。死者数の減少要因としては、シートベルト着用者率の向上、事故直前の車両速度の低下、悪質・危険性の高い違反に起因する事故の減少等が考えられる。
警察庁では今後、高速自動車国道等における車間距離保持義務違反に対する取締りを強化したり、高齢運転者に対する安全運転支援策の一層の充実を図ることで交通事故防止対策を一層進めていきたいと考えている。
「平成21年中の交通事故死者数について」
http://www.npa.go.jp/toukei/kouki/
0102_H21dead.pdf
登録日時:2010/04/22 06:00:15 AM